感染性心内膜炎闘病記とその後の生活

感染性心内膜炎により大動脈弁の機械弁置換と僧坊弁の形成術を受けました。術後12日目に左硬膜下の出血が起こりし言葉が出なくなりました。直後に回復しましたがどうも舌の回りがわるくなりました。その後の愛犬との平穏な生活の記録です。

医師との相性

2020/06/24(水)

医療関係者には大変お世話になっている。

体調が悪くなってから、入院中はもちろんのこと、転院先でも、退院してからも。

今も月に2回の診察で大変お世話になっている。

しかし、相性というのはあると思う。

あまり人の話を聞いてくれないと、大丈夫なのかなと不安になる。

まだ心臓術後の経験が浅く、すべてが初めてに近いからなおさらである。

ちょっとしたことが心配の種になる。

手術後12日目に硬膜下血腫を発症した時も、その何日か前に巡回して来てくれた先生に、

「すごく脈拍が速いです。手術前半分以上の血液が逆流していたのに、人工弁に変えていただいて逆流がほとんどなくなって、頭の血管大丈夫ですかね?」

「カツーン、カツーンって首筋から頭に脈に合わせて響くんですけど。」と聞いてみた。

すると、

「絶対に大丈夫。どんどん良くなるから。」

と、満面の笑みと

「ビンビンだぜ」

って、グーのサイン出して安心させてくれた。

しかし残念ながら原因はわからないが、頭をぶつけたわけではないのに、その1週間後に頭の静脈が破れて硬膜下に血腫が出来てしまった。

その先生には大学病院に入院する前の手術説明をして頂いていたが、忙しい中、本当に丁寧にいろいろな事を説明してくださり、質問すべてに丁寧に答えていただいていた。

だから、「絶対って言ったじゃん。」なんて絶対言わないと決めているし、そんな気もしない。

ただ、絶対がないだけである。

しかし、目の前の転院先の先生、人の話を聞いてくれない。

「胸がドキドキします。」と稟告すると、「今は普通ですね。」って即答してくれる。

「逆流してないですかね?弁の縫合外れたりしないもんですかね?」

と質問すると、

「私はあなたの手術に立ち会ってないからどんな縫合したのかわかりません。」

って。

「いきなり心臓止まって死なないですかね?」

とすがると、

「いつ死ぬかは誰にも分からないんです。明日死ぬかも知れないし、死なないかも死なない。それはわからないんです。」

だって。

そうだよな。って思えない。

確かにいつかは人間は死ぬ。

しかしそんなことは聞いていない。 

ただ、

「大丈夫ですよ。びんびんですよ。」  

と一声かけてほしいんだけど。

やはりこれは相性だと思う。



10:58 病院に行けたの?"
10:58 今さっき病院行った着いた。今待ってる。"
11:37 はいよー❗
11:37 まだ待ってる。
12:33 終わった!

昼のメインテート0.625止めることになった。
でも、たまちゃん(先生)はメインテイト増やそうとしてたらしい。

でも脈拍が少なくなる症状があるなら減らすって。
心房細動とか悪い脈拍が原因かは症状が出てる時に見ないと分からないって。

ワーファリンは1.63だった。
まだ1週間だからこれから増えるだろうって。

他に心電図は異常なし、血液検査も異常なしだって。
目が回ることも言ったのにスルーされた。

たまちゃん信じていいのかな?
とりあえず、7月8日にもう一回見てもらうことになった。