感染性心内膜炎闘病記とその後の生活

感染性心内膜炎により大動脈弁の機械弁置換と僧坊弁の形成術を受けました。術後12日目に左硬膜下の出血が起こりし言葉が出なくなりました。直後に回復しましたがどうも舌の回りがわるくなりました。その後の愛犬との平穏な生活の記録です。

術後12か月目 セカンドオピニオン(ワーファリンの服用量について)

2021年3月11日
人工弁置換をした人は一生ワーファリンのお世話になります。

定期的に採血してINR値をみて服用量を決めるのですが、担当医により考え方が違います。

硬膜下血腫の再発を極度に恐れているのでワーファリンの服用量に気を使っています。

このような中で、有名な団体のセカンドオピニオン相談窓口に問い合わせしてみました。

いろいろな心配がありましたがすっきりすることが出来ました。



■ご相談内容
私は2019年12月に感染性心内膜炎になり弁膜を損傷して、2020年3月に大動脈弁の機械弁置換と僧帽弁形成術を受けました。もともと閉鎖不全がありました。
2020年夏に会社の転勤の為、手術を受けた病院に通えなくなりました。
引っ越しして今通っている病院の心臓外科の先生に診ていただくようになりましたが、先生の診察曜日が変わり、今の循環器内科の先生に診ていただくようになりました。
私はワーファリンの効きが悪く、今10.0mg/日飲んでいます。
手術した先生にも、今の病院の心臓外科の先生にも2.0~2.3でコントロールしてください(術後12日目に硬膜下血腫ができたため慎重にコントロールしようと言われていた)。と言われていました。
しかし、循環器内科の先生は「1.6あれば大丈夫。心臓外科の先生は神経質だから。」と、結構楽観的です。先日の検査ではINRは1.68でした。
外科と内科の違いで見立ても違うのか、先生個人のポリシーの違いなのか。
まだ手術の記憶が忘れられないのでなんとなくビクビクしています。
私のような場合、心臓外科の先生と循環器内科の先生のどちらを信じるほうが良いでしょうか。
循環器内科の先生いわく、執刀してくれた心臓外科の先生以外はみなそんなもの。心臓の状態をみていないから。とのことです。どこの病院に移っても一緒なら我慢するしかないかも知れないですが。
宜しくお願い致します。


…………………………………………………………………………

セカンド・オピニオンにお送りいただきましたご相談について、専門医より回答をお送りします。

                                                                                                                                          • -

一般的にはINR値は1.5-2.5に管理することになっていますが、循環器内科医と外科医とでは対象疾患が異なるので、その違いがみられることになるかも知れません。弁置換術後の場合であれば、心臓外科医の指示を尊重するのが安心でしょう。