感染性心内膜炎闘病記とその後の生活

感染性心内膜炎により大動脈弁の機械弁置換と僧坊弁の形成術を受けました。術後12日目に左硬膜下の出血が起こりし言葉が出なくなりました。直後に回復しましたがどうも舌の回りがわるくなりました。その後の愛犬との平穏な生活の記録です。

術後28か月目 犬に噛まれる2 再受診

愛犬に噛まれて一週間が過ぎた。

毎日朝晩、傷口を石鹸できれいに洗って、ゲンタマイシンとポピヨンヨードゲル10%というヨウ素系消毒剤を塗り込み、朝昼晩の三食毎にアモキシシリン250mgとオーグメンチン配合錠250RSを服用して感染症心内膜炎の再発を予防している。


しかし引きはじめた患部の腫れが週半ばから再び腫れてきた。


また、患部の回りの皮膚が赤くただれてきた。

大丈夫かな?と不安が少しずつ大きくなってきて、三連休前の今日再び病院を受診した。


先生曰く、「けっこう深いね。毎日消毒して薬を飲んでいますね?」


「はい。」


といういくつかのやりとりのあと、消毒していただくことになった。


先生が奥に行っていろいろ持って返ってきた。


長い滅菌した綿棒、滅菌した小さなハサミ、ピンセット、けっこういかつい滅菌した金属の器具、生理食塩水、ガーゼや何かが入った袋など。

バリバリと袋を破って滅菌綿棒を取り出し、「ちょっと痛いよ!」と言い、垂直に傷口に差し込んでキリのようにグリグリ回して清掃をはじめた。


「いたい。」と感じた。


しばらくグリグリされて。つぎはピンセットと小さなハサミを、バリバリ袋から出して傷口の中に見えていた小さな白くなった部分をつまみ上げて、ハサミでチョキチョキ。


「痛い⁉️」と感じた。


続けて、傷口の中にある小さな白い紐状の組織をつまみ上げて、ハサミでチョキチョキ。


「痛い‼️」と感じた。


心臓の手術のあと、身体中に繋がれていたパイプを抜き取る時に、縫い付けてある部分の糸を切る際に皮膚も時々切られるが、その時の痛みを思いだした。


続けて、再び綿棒を垂直に立てて傷口をグリグリ。


この作業を何セットかしていただいた。


傷口がぱっくり綺麗に穴があいた。


「家でもシャワーの時に綿棒でグリグリしてね。」


先生は当たり前のように言う。


「そんな度胸ない。。。。」


薬を塗り込んで、ガーゼを当てて、包帯を、巻いていただき終了。


腕がじんじんする。


感染症心内膜炎の再発は絶対に嫌だし、再手術はもっといや。


皆様も喧嘩の仲裁には気をつけましょう。